ジーロング・ベースボール・センター

2019年12月27日 2023年12月29日

ballpark tripper

Geelong Baseball Centre, Home of the Geelong Korea

訪問日：2019.12.27-28

※記事の内容・データは、特に記載した場合を除き、訪問時のものです。

Get to the park

ジーロングは、ビクトリア州第二の規模の都市で、州都メルボルンからは V/Line で約１時間。昨シーズン、南オーストラリア州マウントガンビアへの訪問の際も、ここジーロングを経由しているので、駅付近の様子にも見覚えがある。

目指す野球場、ジーロング・ベースボール・センターは、距離的にはジーロング駅の２つ先 Marshall Station が最寄りの駅ということになる。といっても、この駅から歩くと約50分かかる。

アクセス方法としては、ジーロング駅前から、ディーキン大学を結ぶルートバス（#41, #42など）を利用し、ウォアーンポンズショッピングセンター（Waurn Ponds SC）で下車するのが楽。野球場は、通りをはさんだところにあります。

試合後は、ジーロング駅からメルボルンへ戻る最終電車（23時近くまで運行）に間に合うように、ショッピングセンター前でウーバーを呼び出す。

ということで、ナイトゲーム２試合観戦は、いずれもメルボルンからの日帰りでした。

Walk in the park

昨シーズンからＡＢＬ（オーストラリアン・ベースボール・リーグ）に参入した韓国人チーム、その名もジーロング・コリア。選手たちはトライアウトで集められた、ということは、はっきり言ってしまえばＫＢＯ（韓国リーグ）入りできなかった選手たち。ここからＫＢＯ復帰を目指す大物もいるとか。チームは韓国人９割ですが、ロースターにはオーストラリア人も数名。

チケットは $15～$20、このクラスとしてはけっこうなお値段。いまさら驚きはしないし、もう文句は言わないことにした。この時期にベースボール観戦ができるだけでも良しとする。入口のテントでチケットを売っていたのは、たぶんジーロングの選手たち。

Games

Date : December 27, 2019, 6:30PM
Seat : Reserved Seats, $20.00
Game : Cavalry 3, Korea 0
----------------------------
Canberra 030 000 000 - 3 7 2
Geelong  000 000 000 - 0 5 0
----------------------------
W: PPreifer (2-1)
L: JMPark (1-5)
HR: JSuiter (3)
Time: 2:30, Attendance: 265

Date : December 28, 2019, 7:00PM
Seat : Picninc Garden / Standing Room, $15.00
Game : Cavalry 7, Korea 0
-----------------------------
Canberra 000 031 502 - 7 13 0
Geelong  011 012 200 - 0  7 1
-----------------------------
W: SOhnuki (2-0)
L: JHPark (1-3)
HR: CRobinson (4), DKandilas (1), TNathans (5)
Time: 2:40    Attendance: 465

移民国家オーストラリアだが、ジーロングに韓国人居留地区があるのかというと、特にそういうわけでもないらしい。数百名の観客からの声援は、シンプルに ”Let's go, GK！”、”대한민국 화이팅！（テハンミングファイティン）” ではありません。その中に韓国から遠征してきたとおぼしき青年がひとりだけ。鳴り物なしの地声応援で、地元オージー少年を巻き込んで奮闘していた。

一方、対戦相手のキャンベラには、業務提携しているベイスターズの若手４選手が参加。２日目の12/28の試合では、大貫晋一投手が先発し、６回被安打５無失点で勝利投手。

2006、2007年には千葉マリーンズがここで春季キャンプを行ったとのこと。バックネット裏のクラブハウスには、”Welcome Marines” というバナー。そしてなぜか一塁側ダッグアウトは ”獅子の穴（Lions Den）” と名付けられており、埼玉ライオンズのレオがトレードマークとなっていました。