ターナー・フィールド
Turner Field, Home of the Atlanta Braves
訪問日 : 2016.7.1
※記事の内容・データは、特に記載した場合を除き、訪問時のものです。
Game
もともとが 1996年 アトランタ・オリンピックのメイン会場。五輪終了後、翌シーズンに間に合うよう7ヶ月で野球専用に改修され、ブレーブスの新たなホームとなった。
なにかと扱いに困るオリンピック施設、このような活用の仕方もあるのか、と当時は感心したものですが、あれからわずか20年でお払い箱とは、これまたビックリ。
ブレーブス、来シーズンは、アトランタ郊外コブ郡に建設中の新球場に引っ越すそうです。ターナー・フィールドもこれで見納め。
移転の理由のひとつは、立地の悪さ。18年前の初訪問時は、ダウンタウンから約30分かけて歩いていく元気もあったが、もうさすがにこの年になるとねぇ... 当時のかすかな記憶をたどり、地下鉄 MARTAの Five Points 駅で、無料シャトルバスを探しました。
ところがこれがいっこうに見つからず。聞いてみると、シャトルは Five Points ではなく、2駅先の West End から出ているとのこと。West End の改札を出ると、Braves ユニに身をつつんだ人たちの行列ができていた。
あらためて確認。ベースボールマガジンの『メジャーリーグ選手名鑑・球場ガイド』には、「Five Points 駅から」ってなってますよね。間違いない。マイアミの時も思ったけど、BBM のガイドはいまいち信用ならんぞ。
Walk in the park
18年前の訪問で、唯一・最大の不満。球場窓口で買ったチケットが、チケットマスター仕様でペラペラの紙切れ、チームのロゴさえ印刷されていない代物だったんですよ。
今回は、ちゃんと厚紙のチケット。これといった特徴があるわけじゃなくても、ペラペラと比べるとありがたみが全然違います。
Game
Date : July 1, 2016, 7:35PM Seat : Field Reserved, 125L-8-104, $39.00 Game : Marlins 7, Braves 5 ---------------------------------- Miami : 300 000 200 002 - 7 17 1 Atlanta : 020 020 001 000 - 5 11 0 ---------------------------------- W: Wittgren (3-1) SV: McGowan (1) L: Kelly (9-3) HR: Ozuna (17), Dietrich (4), Flowers (6), d'Arnaud Time: 4:05, Attendance: 32,036
いまはむかし、マダッグス、グラビン、スモルツという盤石の投手陣、デビッド・ジャスティス、チッパー・ジョーンズを中心にした強力打線を誇り、史上最強のチームとも呼ばれていたブレーブスという野球チームがありました。
ターナー・フィールドのファイナルとなる2016シーズンは開幕9連敗で始まり、みごとに東地区の底に沈んでます。あれまあ。
今回は球場見納めのご挨拶ってことで1試合のみの観戦でしたが、大サービスで12回まで延長、4時間かけて期待通り敗れ去ってくれました。
ビジターはマーリンズ。2年続けて見ることになったのは、たまたまであります。イチロー選手は途中代打で登場、四球。メジャー 3,000本まであと12。
Ballpark Data
所在: ジョージア州 アトランタ
開設:1994年4月4日
収容:50,528人
広さ:左翼 102.1m (335ft), 左中 115.8m (378ft), 中堅 122.2m (401ft), 右中 118.9m (390ft), 右翼 100.6m (330ft)
フィールド:天然芝
建設費:2億900万ドル設計:Atlanta Stadium Design Team (a joint venture of Heery International, Inc., Rosser International, Inc., Williams-Russell and Johnson, Inc. and Ellerbe Becket, Inc.)
チーム:アトランタ・ブレーブス(2016シーズン後に新球場に移転)リーグ:ナショナル・リーグ東地区