ブライトハウス・ネットワークス・フィールド
Bright House Networks Field, Home of the Clearwater Threshers
訪問日:2007.4.30-5.1
※記事の内容・データは、特に記載した場合を除き、訪問時のものです。
Get to the park
タンパからクリアウォーターへの移動はグレイハウンド。お安い市バス HART の Express もあるのだが、朝夕の便しかないので断念。
クリアウォーターのバスターミナルからはタクシー。ホテルのアドレスを告げると、タクシーはダウンタウンを抜けて海岸沿いを北上... あれれ? な、なんで?
結局、隣町ダニーディンとのちょうど境のあたりまで連れていかれる。ホテルはダウンタウンに確保していたつもりだったのだが、地図を読み間違っていたらしい。
たまたま、ダニーディン・ブルージェイズ(1A) の本拠地ノロジー・パークが徒歩でアクセスできる距離にある。でも、今回の目的地はそこじゃないんだな。
ブライトハウス・ネットワークス・フィールド。こちらもまた町はずれ、幹線道路の UN19 沿いなので、アクセスはタクシー頼りとすることに決定。
ホテルで呼んでもらったキャブのドライバーは、一見してヒップホップ野郎のネルソン君。結果的に、クリアウォーター2日間のタクシー移動は、このネルソン君に全面的に依存することになった。
いったんこちらの意図を理解してもらえば、あとのコミュニケーションは格段に楽になる。ナイトゲーム後のコールも、面倒な説明はまったく不要。ヒップホップ野郎の携帯を呼び出し、'Hey, it's me' と言えば、 'On my way, on my way' とラップでこたえてくれる。
ただ、運転のあいだ中、携帯で誰かと話をしっぱなしなのは序の口で、知り合いを同乗させたり、しまいにはガールフレンドに運転させたりと、やることはムチャクチャでしたが。
Walk in the park
このボールパークでは、曜日ごとのプロモーションが組まれており、月曜日は All-You-Can-Eat feast。全席 $10 ってのはマイナーにしてはちょっと高いんでないの、と思ったが、なんと食べ放題つきなのだそうだ。
さっそく試合前、ビールとビーフチーズバーガー&ポテチで小手調べ。アルコールが別料金ってのは、まあ想定内。試合途中、たいして腹もへってはいないが、せっかくなのでコンセッションへ。悩んだあげくにビールとナチョスをオーダー。
と、と、ところが...
食べ放題はタイムアップだったらしく、しっかりカネとられました。”じゃあイラネエや” の一言が言えない心優しく控え目なニッポン人は、結局モトもとれずに、食べたくもないナチョスをビールで流し込むのであった。
Games
Date : April 30, 2007, 7:00PM Seat : Premium Box, 111-5-6, $10.00 including All-You-Can-Eat feast Game : Threshers 5, Miracle 0 ------------------------------- Fort Myers 000 000 000 - 0 3 2 Clearwater 002 003 00x - 5 9 2 ------------------------------- W: Brauer (3-1) L: Smit (0-1) HR: None Time: 2:34, Attendance: 1,440 Date : May 1, 2007, 7:00PM Seat : Field Box, 115-10-8, $6.00 Game : Threshers 6, Miracle 4 ------------------------------- Fort Myers 000 030 010 - 4 9 1 Clearwater 001 000 14x - 6 10 2 ------------------------------- W: Stott (1-1) SV: Harker (4) L: Morlan (1-1) HR: None Time: 2:34, Attendance: 1,321
ホテル近くの Trail (サイクリングコースを兼ねた遊歩道)を散歩しているときに、レンタルサイクル・ショップを発見。クリアォーター2日目は、チャリで町を散策する。
まず行ってみたのは、ジャック・ラッセル・メモリアル・スタジアム。スレッシャーズが、クリアウォーター・フィリーズと名乗っていた時のホームである。スタジアム自体は残っているが、もちろんノット・イン・ユース。
7年前、セントピーターズバーグからの日帰りでダニーディンで観戦した際にも、ここに立ち寄った。ちょうど試合前で、チケットブースのフィリーズのロゴが鮮やかだったことを覚えているが、今はそのロゴも消されている。かえすがえすも、あの時に観戦を見送ったことが悔やまれる。
2004年にオープンしたブライトハウス・ネットワークス・フィールド、設備は申し分なし。キュートなエントランス、フラットな傾斜のシート、ゆったりコンコース、レフト側にはビール、ワインほか各種ミックスドリンクが楽しめる Tiki Pavilion など。
最大の欠点はコレでしょうか。”ブライト・ネットワーク・フィールド” じゃなくて、”ネットワークス・ブライトハウス・フィールド” じゃなくて... 何度聞いても覚えられません、この名前。あー、ネーミング・ライツ。
Ballpark Data
所在:フロリダ州 クリアウォーター
開設:2004年2月27日
収容:8,500人
広さ:左翼 100.6m (330ft), 中堅 122.0m (400ft), 右翼 100.6m (330ft)
フィールド:天然芝
建設費:2,800万ドル
設計:HOK Sport (現Populous), Ewing Cole Cherry Brott
球場名変遷:ブライトハウス・ネットワークス・フィールド (2004-2013), ブライトハウス・フィールド (2013-2017), スペクトラム・フィールド(2017-2020), ベイケア・ボールパーク(2021-)
チーム:クリアウォーター・スレッシャーズ
リーグ:フロリダ・ステート・リーグ (A Advanced) 西地区
アフィリエーション: フィラデルフィア・フィリーズ