仁川文鶴野球場
Incheon Munhak Baseball Stadium, Home of the SK Wyverns
인천문학야구장
訪問日:2017.5.2-4
※記事の内容・データは、特に記載した場合を除き、訪問時のものです。
Get to the park
仁川1号線 「文鶴競技場駅」 下車。2番出口を出て、左斜め正面に見えるのは駅名にある巨大スタジアム、別名ワールドカップ競技場。ボールパークは右手にあり、球場内からはライトスタンドの向こう側に、帆船を模した競技場のフォルムが見える。
アクセスは難しくないが、ソウル中心部からは結構時間がかかる。地下鉄の乗り継ぎを考えると、1時間半くらいは見た方がよい。5/2 の試合は4時間近くかかったのだが、東大門区のホテルに帰るために乗った5号線は、ギリ終電でした。
Walk in the park
10数種の多彩な席種。バックネット裏のテーブル席、内野指定席は一般席と応援席、アッパーデック席、外野は芝生席のほか、ファミリー、カップル向けの席、バーベキューエリアも。
観戦1日目。韓国語はまだまだ不自由なので、シートマップを指さして適当に、このへんジュセヨ~。応援指定席は、ホームの一塁側は売り切れで三塁側を購入。エリア移動のチェックはかなり厳しく、せっかく周回できる構造なのに、どうしてもバックネット裏を突破できず。
なので2日目は、バックネット裏を購入。高い席の権利を持っていれば、他のエリアへの移動も寛大というのは万国共通。高いといっても 33,000ウォンだから、MLB、NPBに比べれはるかに良心的価格設定です。
作戦は功を奏し、球場内をブラブラとしながら、さまざまな眺めを楽しむことができました。
3日目、アッパーデックの一般席で、移動することもなく、爆音応援にひたりながらまったり観戦。
Games
Date : May 2, 2017, 18:30PM Seat : 応援指定席 30ブロック 10列 7番, ₩11,000 Game : Eagles 6, Wyverns 5 ------------------------------------ ハンファイーグルス 100 200 012- 6 13 0 SKワイバーンズ 000 210 200- 5 13 1 ------------------------------------ Eagles: 宋昌式(W,1-0), SV:鄭ウラム(3) Wyverns: 徐眞勇(L,1-2) HR: 朴正權(3), 羅州煥(4) Time: 3:59, Attendance: 19,045 Date : May 3, 2017, 14:00PM Seat : テーブル指定席(2層) 14ブロック K列 15番, ₩30,000 Game : Eagles 9, Wyverns 8 ------------------------------------ ハンファイーグルス 051 010 010 1- 9 12 1 SKワイバーンズ 003 200 021 0- 8 10 0 ------------------------------------ Eagles: 鄭ウラム(W,3-0), SV:宋恩範(1) Wyverns: 朴廷培(L,1-1) HR: 金京言(1), 韓東旻2(11), ロザリオ(6), 鄭義潤(3), 許道渙(1) Time: 4:03, Attendance: 25,000 Date : May 4, 2017, 18:30PM Seat : 一般席, ₩9,000 Game : Wyverns 6, Eagles 2 ----------------------------------- ハンファイーグルス 001 000 001- 2 10 0 SKワイバーンズ 000 020 40x- 6 8 0 ----------------------------------- Eagles: 朴鐘勲(W,3-2) Wyverns: 安永命(L,0-3) HR: 羅州煥(5), 鄭義潤(4) Time: 3:28, Attendance: 23,069
ソウル近辺は、さまざまな野球観戦の選択肢があるのはご存じの通り。観戦2日目(5/3) の当初の予定としては、フューチャーズリーグ(KBO二軍)か、天気が思わしくなければ高尺ドーム行きを考えてました。文鶴での観戦初日、この球場、絶対にデイゲームも体験すべきと直観、結果3日連続で仁川通い。
球場に入ってまず目を奪われるのは、1年前にインストールされた横63m、縦18m の超巨大スクリーン 「ビッグボード」。いやあ、これはやっちゃいましたねー。日本ではまだお目にかかれないド派手な掲示板です。
内外野フィールドはきちんとメンテされた(つまり、うすらハゲの無い)天然芝、見下ろすアッパーデック席から、バックネット席を買えばコンコース周回しながら、内野フィールド席にネットはあるものの、球場の眺めという点ではもはやメジャーと遜色なしです。
球場エクステリアに関して言えば、それっぽい撮影ポイントが無くて、寂しいっちゃ寂しいのですが、まあいいや。凝ったボールパークサインをデザインしたところで、球場名が 「仁川SK幸福ドリーム球場」 じゃね。「文鶴野球場」 でいいでしょうに。命名権、トホホ。
お、ワイバーンズの監督、トレイ・ヒルマンだったのか。あとから気がつきました。
Ballpark Data
球場名:仁川文鶴(インチョンムナク)野球場
所在:仁川広域市南区買召忽路618 仁川文鶴競技場内 (韓国)
開設:2002年2月25日
収容:26,000 人
広さ:左翼 95m, 中堅 120m, 右翼 95m
フィールド:天然芝
球場名変遷:仁川文鶴野球場 (2002-2014)、仁川SK幸福ドリーム球場 (2015-2020)、仁川SSGランダースフィールド (2021-)
アクセス:ソウル地下鉄仁川1号線 「文鶴競技場 (ムナクキョンギジャン) 駅」下車 徒歩2分