バンク・ワン・ボールパーク

Bank One Ballpark, Home of the Arizona Diamondbacks

訪問日:2005.5.3-4

※記事の内容・データは、特に記載した場合を除き、訪問時のものです。

Get to the park

フェニックスダウンタウンの中でも、南北はFillmore Street、Buchanan Street、東西は 3rd Avenue、7th Streetに囲まれたCopper Squareと呼ばれる一角、その南東の端にボールパークはある。

路線バスの Transit Center、今回の宿 Ramada、観光案内所もこのエリア内、Arizona Centerというショッピング・モールもあるが、こいつはショボくてお話にならない。

フェニックス滞在の2日間、結局、この Coppers Squareを一歩たりとも出ることはなかった。

Walk in the park

当日窓口で購入したのは $36.00 のField Leveだが、ひとつ通路を越えてフィールドに一番近いセクションは価格がど~んとはねあがって、なんと $110.00。

この価格差は何なのか。セクション間の席移動チェックもメチャクチャ厳しく、一般ピープルに立ち入らせてたまるか、という強い意志を感じる。でもさ、試合開始はまだ2時間先なのに、立ち入らせてくれないってのはどうよ。フツー、30分前くらいまでは開放するでしょ、どの球場でも。

仕方ないので、チェックのない外野寄りの席に移動し、ぼーっとプレーボールを待つ。

「ペラペーラ、ペラペーラ」 突然話しかけてくるガイジンあり。あ、ちがった、こっちがガイジンだ。

気を抜いていたところに突然話しかけられたもんだから、何がなにやらさっぱり。「そーりー、あいむふろむじゃぱん。もいちどプリーズ」 おっと、首から下げられたプレートには、燦然と輝く「MEDIA」の文字。

聞けば、地元日刊紙 Arizona Republicのライターだそうで。何でも、ダイヤモンドバックスが $4,000 で始球式の権利を売ろうという企画を考えているとのこと。その感想をもとめられているらしく。

「わーっと? $4,000 for first pitch? It's great, but expensive」 思わずこれ以上素直にはなれません的な感想を発したところ、なんと、それがそのまま、翌朝の紙面に出てしまいました。しかも、フロントページのカバーストーリー! つまり一面トップ記事。

以上、日本の Ballpark Tripper、世界進出、メジャーデビューの顛末であります。

でもなあ、あんな英会話初心者教室みたいな感想じゃなくて、もう少し気のきいたこと言っとけばよかったよ。「そんな企画でかえってファン離れおこしたりしないですかね? ダイヤモンドバックスだけに、ヤブヘビだあ」とか。

Games

Date : May 3, 2005, 6:40PM
Seat : Rows, 121-28-13, $36.00
Game : Diamondbacks 3, Giants 2
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San Francisco 000 010 100 - 2 6 2
Arizona       000 002 01x - 3 8 0
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W: Lopez (1-0), SV: Lyon (11)
L: Herges (1-1)
HR: Feliz (5), Niekro (4)
Time: 2:22, Attendance: 28,072

Date : May 4, 2005, 3:10PM
Seat : Rows, 124-22-5, $36.00
Game : Diamondbacks 6, Giants 2
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San Francisco 000 101 000 - 2  6 1
Arizona       000 400 20x - 6 10 0
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W: Webb (4-0)
L: Tomko (2-4)
HR: None
Time: 2:40, Attendance: 21,367

予想はしていたが、外観はとても野球場とは思えず、どう見ても体育館、じゃなけりゃキングコングの犬小屋だ。なんだそりゃ? われながらセコいメタファーだね。

バンク・ワン・ボールパーク、通称BOB。

完成当時には、かなり話題となった外野席のジャグジー付きプール、最近ではちょっとしたマイナー・リーグの球場でも見られる設備なので、ありがたみもなくなってしまった。

屋根が音もなく動き、あっという間に全開オープンとなったのは、観戦1日目のプレイボール直前。翌日は、外野後方の観音開きの扉が開いただけで、屋根は開かず。ナイトゲームではなく、3時半試合開始で陽が落ちる前にゲームセットとなる時間帯だったためだろうか。

空調は快適で、東京ドームのビール売らんかなといった感のある蒸し暑設定とは大違いだが、たとえ全開にしても閉塞感は否めない。ビールの味もいまいち。

しかし、フィールド上のプレーは、これぞメジャー。敵方ジャイアンツの遊撃手は、過去9回のゴールドグラブ受賞歴を誇るオマー・ビスケル。横っ飛びでグラウンダーを押さえると、地面に座ったそのままの姿勢(ヒザついてるわけじゃなくて、ほんとにお尻でペタンと座ったお姿)で、ファーストへ送球、間一髪アウトにしとめる。

この日のESPN、超人的美技選りすぐりのコーナー”TOP5 Web Gems” で文句なくナンバー1、繰り返し放映されていた。こんなプレー、日本じゃぜったいにお目にかかれません。

Ballpark Data

所在:アリゾナ州 フェニックス

開設:1998年3月31日

収容:49,033人

広さ:左翼 100.6m (330ft), 左中 114.0m (374ft), 中堅 122.5m (402ft), 右中 114.0m (374ft), 右翼 101.8m (334ft)

フィールド:天然芝

建設費:3億5,400万ドル

設計:Ellerbe Becket, Wyatt/Rhodes, Castillo Company, Cox James

球場名変遷:バンク・ワン・ボールパーク (1998-2005), チェース・フィールド (2006-)

チーム:アリゾナ・ダイヤモンドバックス

リーグ:ナショナル・リーグ西地区

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