台南市立棒球場
Tainan Municipal Baseball Stadium
臺南市立棒球場
訪問日:2014.9.13-14
※記事の内容・データは、特に記載した場合を除き、訪問時のものです。
Get to the park
前夜、桃園入り。軽く夜市めぐりなどした翌朝、桃園火車駅から台鉄・自強号で南下、3時間あまりで台南へ。
ダウンタウンに手頃なホテルがとれなかったため、台南中心部ではなく、台南運河から西に広がる安平地区に宿を確保。古都の風情もあり、グルメも充実している安平は、台南駅から2番のバスで 30分くらい。棒球場もこの2番の路線でアクセスできる。
台南駅前ロータリーにあるバス乗り場には、北駅と南駅があり、2番のバスは北駅で乗る。あ、駅と言っても、バス停留所のことです。電車のプラットフォームじゃありませんので。
駅前から約10分 「南門路」 で下車、健康路沿いの牌楼 (中華風アーチ) が、棒球場を含むスポーツコンプレックス 「中正紀念運動公園」 のメインゲートである。
球場は市街地にあるので、その気になれば徒歩でもアクセスできる。駅前から約30分。
Walk in the park
内野全票 350元、内野半票 250元、外野 200元。これは週末料金で、平日よりそれぞれ 50元高く設定されている。
台湾って、だいたいどこの球場でもそうだと思いますが、全票を買うと、半票券と100元の差価票をホチキスでとめて渡してくれる。これがちょっと不思議だったんだけど、平日・週末用に全票券、半票券それぞれ2種、計4種を用意するかわりに、半票2種と差価票があれば3種のチケットでまわせることに気づいた。そんなセコイ理由なのか? 想像でしかないので本当のところはわかりません。
Games
Date : September 13, 2014, 5:05PM Seat : 内野全票, $NT350 Game : Brothers 3, Lions 0 ------------------------------------- 中信兄弟 000 011 100 - 3 8 0 統一7-Eleven獅隊 000 000 000 - 0 7 0 ------------------------------------- Brothers: 林煜清(W,7-9),湯尼(SV,2) Lions: 馬帝斯(L,8-6) HR: 陳家駒(5) Time: 3:10, Attendance: 6,117 Date : September 14, 2014, 5:05PM Seat : 内野全票, $NT350 Game : Brothers 7, Lions 7 ------------------------------------- 中信兄弟 100 100 050 000-7 11 2 統一7-Eleven獅隊220 100 200 000-7 12 0 ------------------------------------- HR: 唐肇廷2(3) Time: 5:11, Attendance: 4,906
日本統治時代の1931年に建造、台湾の主要球場の中では最長の歴史を誇る台南市立棒球場。大規模な改修が繰り返されてきた結果、他に類を見ない独特な造りとなっております。照明塔がスタンド内部、それもフィールド寄りの位置に設置されていたりとか。
台湾ボールパークのトレンドと言えば、ダブルデックの内野スタンドだが、この球場は外野のみが二層構造。これも二階部分が後付けで拡張されたため。かつては、興奮した球迷 (ファン) が、低い外野フェンスを乗り越えて乱入するなど、混乱の元となっていたらしい。
1980年代に人工芝で張りつめられたというのは、時代の流れですね。曲折を経て、内外野天然芝の癒しのボールパークとして生きながらえていることが、何より。
驚いたのが、内野にネットがなかったこと。それがどうしたと言われるかもしれませんが、だってアナタ! 台湾職棒と言えばダッグアウトの上でパフォーマンスを繰り広げる応援団、インプレー中もフィールドに背を向けて踊るチアガールにファウルボールが直撃するんじゃないかと、気が気じゃない。試合そっちのけで見てました... って、それはネットがあってもなくても一緒か。
Ballpark Data
球場名:臺南市立棒球場
所在:臺南市南區健康路一段257號 (台湾)
開設:1931年2月6日
収容:11,000 人
広さ:左翼 97.6m (320ft), 中堅 122.0m (400ft), 右翼 97.6m (320ft)
フィールド:天然芝
アクセス:台南駅前から市バス 2番に乗り、約10分 「南門路」下車、徒歩 2分