台中棒球場
Tauchung Baseball Stadium
行政院體育委員會台中棒球場
訪問日:2008.5.4
※記事の内容・データは、特に記載した場合を除き、訪問時のものです。
Get to the park
台北から、2007年に開通したばかりの台灣高鐵(台湾新幹線)で約1時間、台中へ向かう。運賃はNT$700、自由席ならNT$630。「新鳥日」駅でローカル線に乗り換える。台中駅までNT$15。
台中駅からはバス、「中友百貨」で下車したのはいいが、方向感覚皆無。ここは聞いてみるっきゃないっしょ。道行く人をつかまえて、”請問、棒球場在哪ㄦ?” と声をかけてみる。”おお、ほーむらん、ほーむらん!” だって。どうやら通じたみたいです。
「育才街」を行くと正面に台湾体育学院、球場はこの敷地内にある。立派な構えの大学正面は「力行路」側にあるが、球場はその反対側。ちょっとわかりにくいが、「雙十路」から路地に入ると、その奥にエントランス。
台中からの帰りも高鐵で。「新鳥日」行きの路線がわかりにくくてちょっとドキドキ。新幹線自由席は座れなかったが、乗車1時間なのでちょっとのガマンです。台北からの日帰りトリップ無事完。
Walk in the park
二軍戦なので免費、つまりタダってことです。ほぼカンペキにネットに覆われたバックストップ後方の席のほか、亜熱帯の直射日光を避けることのできる場所はない。観客は50~60人といったところか。
Game
Date : May 4, 2008, 2:00PM Seat : 免費 Game : Bears 10, Elephants 0 -------------------------------- LaNew 熊隊 201 101 500 - 10 15 2 兄弟 象隊 000 000 000 - 0 5 0 -------------------------------- Bears: 王豐鑫(W) Elephants: 王昱博(L) HR: None Time: 2:55, Attendance: N/A
前日につづき台北でナイトゲーム観戦という選択肢も当然ありだったのだが、魔がさしたのか、わざわざ台中でファーム観戦...このチョイスは自分でもどうかと思う。ま、デイゲームが観たかったってことです。
タダってことで、フード、グッズ関係の販売をはじめ、サービスと言えるものはいっさい無く、唯一メンバー表が配らたくらい。ところが、これが試合前に両チームが交換する本物のメンバー表のコピーだったんですね。監督のサインも入っていて、ちょっとうれしい。
台中棒球場、興農ブルズのホームであるわけだが、この日のカードはまったく関係なく、LaNew 熊隊 vs 兄弟象隊。 台湾野球と言えば、なんと言っても象さんチームの黄色いユニフォーム。天然芝にこれほど似合わない色も、なかなかないと思う。容赦ない陽射しの中で、目に眩しいイエロー。
台北に戻り、デイゲーム観戦でほてった身体を癒やすべく、台湾ビールをもとめて入った店のテレビでは、天母で行われている象隊と熊隊の一軍戦を中継。6年ぶりに台湾野球に復帰した張誌家(元西武ライオンズ)が中継ぎで登板、1回無失点におさえたこの試合、延長12回引き分け終了まで見届ける。ビール飲みながらテレビ観戦、覚えていないくらい久しぶりに堪能しました。
Ballpark Data
球場名:行政院體育委員會台中棒球場
所在:臺中市雙十路一段16號 (台湾)
開設:1935年
収容:8,000 人
広さ:左翼 99.1m (325ft), 中堅 122.0m (400ft), 右翼 99.1m (325ft)
フィールド:天然芝
アクセス:台中駅前から市バス 100, 102, 105番に乗り 「中友百貨」下車