サン・マニュエル・スタジアム
San Manuel Stadium, Home of the Inland Empire 66ers
訪問日:2014.5.2
※記事の内容・データは、特に記載した場合を除き、訪問時のものです。
Get to the park
レイクエルシノアから、RTA (Riverside Transit Agency) の運営する路線バスで 1時間40分、リバーサイド (という町の名です) へ。ここで南カリフォルニアの各都市をつなぐ通勤列車システム メトロリンク に乗り換える。30分弱でサン・バーナーディーノ着。
サンバーナーディーノ市は、リバーサイド市と並んでインランド・エンパイアと呼ばれる都市圏の中心都市。ロサンゼルスからも、メトロリンクのサンバーナーディーノ線で直行可能。1時間半あまりでアクセスできます。
"When You Make That California Trip, Getcha Your Kicks On Route 66"
善良なるアメリカンの心をくすぐるジャズスタンダード "Route 66"。かつてシカゴとロサンゼルスを結んだ国道66号線は、アメリカ産業・経済の発展に大きな影響を与えた。その歌詞の中にサンバーナーディーノが登場することから、「ルート66」 で町おこしをしております。ベースボールクラブの名前も "66ers"。
近年、ロサンゼルス郊外の住宅地として発展するサンバーナーディーノだが、ダウンタウンの中心にある近代的なショッピングモールは、9割方の店がクローズド。巨大シャッター街となっていた。
ボールパークは、ダウンタウンの南端、南北に縦断する E Street 沿いにある。ショッピングモールは死にかけていたが、市内の交通網は整備が進められており、Green Line の Transit Center から徒歩で数分。
Walk in the park
メインエントランスの色合いと雰囲気が、南カリフォルニアっぽい? というか、メキシカンテイストですね。ゲートをくぐると、スタンドの外周を囲む吹き抜けのコンコースとなっており、その両側にコンセッションが並んでいるのが、ちょっと珍しい。
シーティングは、フィールドレベルとクラブレベル、ラグジュアリーボックス、外野のローンエリアと、いたって標準的。芝生席以外は、すべて$10以上。最近のマイナーも、それなりのお値段になってきました。
Game
Date : May 2, 2014, 7:05PM Seat : Executive Box, 111-J-10, $13.00 Game : 66ers 8, Storm 4 ---------------------------------- Lake Elsinore 001 100 002 - 4 10 1 Inland Empire 240 010 10x - 8 10 1 ---------------------------------- W: Keudell (1-4) L: Ru.Mejia (2-2) HR: Ray(1) Time: 2:42, Attendance: 4,249
サンバーナーディーノに着いたのが昼前、気温は35度をこえてます。暑いです。カフェでバドライト2本飲みほしたあとは、ゲートオープンまでホテルで待機。ぐだー。
いっこうに涼しくなる気配のない夕刻、ボールパークへ。本日のプロモーションは 50¢ホットドッグ。3、4個まとめ買いする人多数。ワタシは2個にしておきました。メキシカンな雰囲気に誘われて、タバスコかけすぎた。ホーット! またまたビールがすすみます。
サンタアナ山地の山並みが外野の向こう側に見える造りは、昨日のレイクエルシノアと同じですね。
地元66サーズがストームに完勝した頃、ようやく涼やかな風。ゲーム終了後は、おなじみの Friday Night Fireworks。
Ballpark Data
所在:カリフォルニア州 サンバーナーディーノ
開設:1996年8月26日
収容:5,000人
広さ:左翼 100.6m (330ft), 中堅 125.0m (410ft), 右翼 100.6m (330ft)
フィールド:天然芝
建設費:1,700万ドル
設計:HOK Sport (現Populous)
球場名変遷:ザ・ランチ (1996-2001), ア ロウヘッド・クレジット・ユニオン・パーク (2002-2012), サン・マニュエル・スタジアム (2013-)
チーム:インランド・エンパイア・66サーズ
リーグ:カリフォルニア・リーグ (A Advanced) 南地区
アフィリエーション:ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム